退職金とは?
法律上は、退職金制度を設けるかどうかは必須としていません。
企業が任意で社員のために設ける制度です。
設けた場合は、規定を定め、明確な条件のもと、支給義務が発生します。
若年世代の老後不安が叫ばれるなか、有能な人材の獲得、そして有能な人材の定着を目的とした制度です。
退職金の種類
退職一時金
退職時に一時金として支給する制度です。会社は、内部でお金を積み立ていく必要がありますが、運転資金との区別をおこないながら計画的に積み立てしていくことが重要です。その他、外部で生命保険会社の保険商品などを活用して、積み立てる方法もあります。
中小企業退職金共済制度(中退共)
中小企業のための国の制度を活用して、共済制度で積み立てをおこなう制度です。国や地方自治体からの掛金助成というメリットもあります。
退職時は一時金支給ですが、条件を満たせば分割支給を選択することもできます。
企業年金制度(確定給付年金・確定拠出年金)
退職後の年金として、もしくは退職時に一時金として支給する制度です。
確定給付年金は、あらかじめ給付金額を確定させ、企業が運用リスクを負います。
確定拠出年金は、あらかじめ拠出金額を確定させ、個人が運用リスクを負います。
退職年金制度導入サポートの内容
1
退職年金制度の設計から導入までの支援
2
中退共制度・確定拠出年金制度などの情報提供
3
退職後のライフプランセミナー
4
退職金規定の作成